お墓の形や石の種類は、伝統的なものがもちろん主流ではありますが
最近では加工技術が進んだことで施主様のご希望でお墓も設計できるようになっています。
私共もお客様のご要望を汲めるよう、ご提案できるよう日々勉強です。
その勉強の一環で(と個人的な興味も合わせて)、あの大先生のお墓詣りをしてきました!!
お墓詣りなのに興奮気味。
大先生とは、昭和の偉大な漫画家・手塚治虫さんです。
時代は変わったと言えど、作品の一部はAmazonのKindleにもあるので
平成キッズの方々にも知られているはず。
(Kindleのアンリミテッドのサービス充実に期待!
あー火の鳥読みたいなーって思った次の瞬間に手元にある感動!は別の話なので今は止めておきます)
手塚治虫さんのお墓は、巣鴨の總禅寺にあります。
親戚以外のお墓詣りするのは初めての事なので必要以上に緊張してしまい
お寺の前をチラ見しながら一度スルー・・・
しかしここでヘタレては石屋が廃る、勇気を出してお寺に伺いました。
お寺の方にお参りしたい旨を伝えると、
お線香を用意してお墓まで案内してくださいました。
※写真撮影は控えるようにとのことなので写真掲載はありません。
11月3日が手塚治虫さんのお誕生日だったことがあり伺った日(5日)はお墓にはお花がいっぱいでした。
石碑は本小松石を使ったものです。年を重ねて色が黒っぽく変化しているのもしみじみとした気持ちになります。
(本小松石は著名人の方のお墓でよく使われています。)
右側には自然石の供養塔、左側に手塚漫画のキャラクターが彫刻された石が配されています。
(火の鳥やアトム、ブラックジャックとぴのこ、ジャングル大帝、リボンの騎士!かわいい!)
たくさんの個性あるキャラクターを生み出したひとがここに眠るにふさわしい、
ファンの方々にも愛されるだろう素敵なお墓でした。
自由なデザインでというと奇抜なものになりすぎてしまいそうですが
先祖のお墓はベーシックなものにして、他のスペースに故人を忍ぶようなデザインを活かすもの
調和があっていいなと思いました。
お寺は山の手線巣鴨駅から、左手にとげぬき地蔵通りの人込みを眺めながら徒歩15分程の場所です。