宝篋山の山頂には、山の名前通りに宝篋印塔(茨城県指定文化財)があります。この石塔も麓にあった五輪塔同様に鎌倉時代の作のようです。
塔身に仏様が彫刻されています。(調べたところ四面違うものらしいです。東面:薬師、南面:釈迦、西面:阿弥陀、北面:弥勒)2012年の大地震で相輪(上部の細く長い部分)が落ちて割れたものがその後改修されていたように記憶していたのですが、・・・あれ、ないですね。落ちてたかな・・・。息切れしながら撮影していて気がつかなかった・・・(次回、確認してみます)。 ※横に置いてありました。ボランティアの方に聞いてみたところ、修理するように動いているとのことでした。2016/10/14 追記
800年前に造られた石塔のすぐ隣には大きな電波塔が建っていて車の出入りもできるようになっています。石工たちが石を切出し、頂上に運び、彫刻する作業がすべて人の手によるものだった時代(運搬に牛とか使えたのかなぁ)にこんな大きなものを作るということは、機械・重機を使える現代とはまったく違う価値を持っていたのでしょう。歳月風雨にさらされて彫刻は角は緩やかなカーブになり、天変地異自然の力で倒されて欠けたりしているこの形も見た通りの歴史なんだなと思います。
山頂からは、筑波山、逆側には霞ヶ浦が眺望できます。
休憩を取りながらゆっくり往復して2時間半程度ですのお子さんやお孫さん連れのお出かけにおすすめです。
ちなみに宝篋山の登山道にはポケモンGOのジムと数か所のポケストップが設定されていますよ~
ミニリュウゲットしました!