筑波山より少し土浦寄りに461mの宝篋山(ほうきょうさん)があります。
足場に岩が多い筑波山に比べて歩きやすく、コースが豊富でちろちろ流れる小川添いを歩けるのがいいところ。低めの石と土の登山道をボランティアの方たちが整備してくださっているので運動不足解消のハイキングに最適な近場のお山です。
小田城跡など歴史ある地域で、食いしん坊にとっては北条米の産地です。
登山道のひとつ極楽寺コースを上り始めるとすぐに、大きな五輪塔があります。
横にある看板によると、鎌倉時代に作られたとあります。忍性というお坊さんが布教のために各地をまわっていた際、石工に造らせたもの。
自然の中に美しく保存されています。
さすが昔のお寺の跡だけあって以前は登山道に小さめの五輪塔の笠や擬宝珠がぽつぽつと置いてあったのですが、先日行った際には重ねてありました。小川の横を通って頂上を目指します。